失恋した話 1
このダイエット始めようなんて考えたきっかけは、物凄く単純なんですけども、失恋です。
ばっかみたいな失恋でした。
思い出して、思い出した直後に涙が出る程度に好きな人でした。
気持ちの整理も含めて、私がここでダイエット日記をつけてる間、私の失恋話をつらつら書いていきます。すみませんまだ引きずってるんです。
驚くほど長いんで、悪しからず。
さて私の好きだった彼はサークルの後輩くんでした。
仮にS君としましょう。
私が太っている大きな原因の一つでもあるのですが、ピチピチ(死語)の女子大生であるワタクシののでございますが無類の酒好きです。
日本酒、ワイン、ビール、果実酒、カクテル、とりあえず何でも好きです。
どれくらい好きかっていうと梅酒自分でつけて、簡単なカクテルなら作れる程度のお酒が自宅に常備されている感じの酒好きです。
そんな私はサークルでこの体型も含めて酒豪だのなんだの散々な名前で呼ばれ、散々な扱いを受けております。
まあ自分がそのキャラに逃げていたってのもありますけどね。決して周りだけのせいではないです。
女子にはコール(コールって何?という天使さんはどうぞ気になさらないでください)をかけないという唯一絶対のルールがあったうちのサークルで何故が躊躇いなくコールをかけられ、しかも毎度毎度「度数あほか?」な酒ばかり飲まされていた私に、今年から入ったS君が随分とときめくことをしてくれました。
新歓での飲み会のことです。
まあ毎度のごとく「おいデブス早く飲めー!!!」
と、気づいたらコールがかかっておりました。最初はもちろん調子よく飲んでいた私ですが、流石にフラッフラになり、これ以上飲んだら吐くな(汚い話ですみません)と思っていたところ、特に仲良くしてる男子に頭を押さえつけられ無理矢理日本酒を飲まされそうになりました。
あ、イジメとかじゃないですよ。ちゃんとその場のノリです。「いやいやイジメでしょ!」とか優しい方は仰ってくれますが違います。ノリです。本当に。そういうサークルです。アホなんです。
まあとにかくその押さえつけられた時に流石に辛い…けどここで断ったらしおらしいこと言うなお前のくせに!って笑われる…と考えまして
えーいままよ!と覚悟を決めました。吐いても笑い者要素が増えるだけだ!と諦めた時、スッと目の前に迫っていたとっくりが消えました。あれ?と思って頭上を見上げると「身長高いし笑った顔可愛くない?」と話題になってた新入部員S君がとっくりを持っておりました。
そしてニコッと私を見て笑うと(笑うとめちゃくちゃ可愛いんです)その日本酒をさらっと飲みほしてくれました。
そんでもって押さえつけていた私の友人に
「先輩俺が相手になりますよー」
ってね。
うおー!!!と妙な盛り上がりで私が飲まなかったことが流れたその場で
S君にこっそり近づき、助かったーとお礼を言いました。
するとS君
「俺が飲みたかっただけですよ」
とかなんとか。そんで私にさらっとジュースを渡すと(いつ頼んでたんだお前)盛り上がりまくってる場に戻っていきました。
あ、お察しかとおもいますがそんじょそこらの男どもには負けない程度にお酒は強い私です。
しかしS君、そんな私でも歯が立たないくらい強かった。
かっこいいことしてくれるじゃん!
と少しときめいた私。
この時初めて彼の名前を認識して、気になる存在になりました。
そんな4月の話。
今回はここまで。
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